札幌から車で約2時間、北海道南西部に位置する海産物と風の街『寿都町』。
その昔、ニシン漁で栄えた『ことぶきの都』では、現在では小女子や牡蠣、ほっけなど獲れる魚介類は通年で70種を超えるそう。
そんな寿都では四季に合わせた旬の味覚が豊富で、今回は春の味覚を味わってきました。


そば処 昌の屋 寿都店

寿都にやってきたこの日、風が強く、何か温かいものが食べたいと向かうのは、趣のある建物が目をひく『そば処 昌の屋』さん
かつてニシン漁で栄えた時代の歴史的建造物『橋本家(旧鰊御殿)』の土蔵を改修されたのだそうです。

一歩敷地に足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたような気分に。
改修されているのもあるかと思いますが、すごく綺麗ですね。
店内

店内は天井が高く和モダンな雰囲気で、テーブル席と小上がり席がありました。
メニュー

※金額は訪問時の価格の為、変更となる場合があります。
風が強く、肌寒かったので二人とも温かいお蕎麦に惹かれてしまいます。
にしんそばが好きですが、焼き鶏そばもいいですね。

冷たいお蕎麦はこちら。
冷し焼き鶏もありますね。冷やし月夜のたぬきやえび天など魅力的なものばかり。

こちらは単品やトッピング、ご飯ものとドリンク。
ミニ天丼とお蕎麦のセットもあります。

期間限定メニューには寿牡蠣の牡蠣セイロそばもありました。
悩みながらも注文を済ませ、出来上がりを待ちます。
実食
にしんそば

にしんそば 1,290円
佐藤注文は『にしんそば』
悩みましたがここは旧鰊御殿、にしんそばが食べたくなったようです。

お蕎麦は幌加内町をはじめとした北海道産のそば粉8割、北海道産の小麦2割の二八そばで手打ちなのだそうです。
出汁の効いた濃いめのつゆによく絡み、するすると食べ進みます。

鰊の甘露煮は自家製なのだそうで、ほろっとしていて甘辛い味付けでつゆとの相性も抜群です。

鰊の甘露煮、筍、ネギが乗っていて、こちらの筍も柔らかくて美味しかったです。

途中、一味も投入。

お店は札幌の平岸に本店があり、寿都店は2020年にオープンされたのだそうです。
海の目の前の旧鰊御殿でいただくことができるというのは中々経験できることではないので、寿都に来たら立ち寄りたいお店の一つだと思います。
どんじゃのりそば

どんじゃのりそば 1,350円
私注文は数量限定の『どんじゃのりそば』
出汁と海苔の良い香りがしてきます。

まずはつゆを一口。
出汁の効いたつゆに磯の香りが溶け出し、香りが良く非常に美味しいです。

どんじゃのりは冬に収穫され、販売期間が春頃に限られているそうなので、見かけたらついつい注文したくなってしまいますね。

因みに、どんじゃのりの「どんじゃ」とはかつて漁師が着用していた防寒・労働着「どんざ(刺し子)」の質感に似ていたことから名付けられたのだそうです。

お蕎麦にはどんじゃのり、お麩、ネギ、糸唐辛子がのっています。
お蕎麦にお麩は珍しいですが、染み込んだつゆが溢れ出すお麩も良いですね。

伺ったのはお昼を過ぎた時間でしたが、お一人の方から友人同士、ご家族でいらっしゃっている方など、幅広い層の方々がお食事を楽しまれていました。

食後に蕎麦湯もいただき、美味しく完食。
体もしっかりと温まりました。

お店の出入り口の向かい側の景色がとても良いです。

正面に見えるのは「追分記念碑」と「恵比須神社」があり、追分記念碑には江差追分の一節、「忍路高原およびもないが せめて歌棄 磯谷まで」と歌詞が書かれています。
横を見ると風車群と晴れていれば青が綺麗な海の景色です。
お店情報






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