江戸から明治にかけて、ニシンの加工品を求めて旧暦5月頃に数多くの北前船が本州から江差を訪れ『江差の5月は江戸にもない』と謳われるほど栄えた『江差町』。
今でもこの地域ではその繁栄が色濃く息づいています。
その一つでもある江戸時代からのメインストリートの『いにしえ街道』は北前船交易を担った商家や蔵など古建築を活用した飲食店が立ち並んでおり、まるでタイムスリップした雰囲気を体感することができます。
散策途中に見つけた『小林ミルクパーラー』さんで美味しい「ソフトクリーム」と「おやき」をいただきました。
小林ミルクパーラー
江差で創業90年を超える老舗の小林牛乳直営のソフトクリーム専門店『小林ミルクパーラー』さん。
全長約1.1kmある「いにしえ街道」と散策途中でソフトクリームの看板を見つけていそいそとお邪魔させていただきました。
街並みにあった雰囲気のある建物が素敵です。
メニュー
※金額は訪問時の価格になるので変更となる場合があります。
小林牛乳を使用したオリジナル手焼きコーンを食べたいところでしたが、あいにくこの日はやっていないとのことでした。
反射で見えにくいのですが、店内にはおやきもありました。
こちらも小林牛乳を使用しているそうです。
実食
ミックス
ミックス 400円
やはり食べたくなるのはソフトクリーム。
こちらはモカとミルクソフトの『ミックス』をコーンで購入しました。
牛乳の味をしっかりと感じる濃厚なミルクと程よい甘さのモカが最高の組み合わせです。
モカは甘いのが苦手という方でも食べやすいように思います。
おやき
おやき 150円(1個)
店内に並んでいた可愛い見た目の『おやき』も購入。
牛乳瓶が「カスタード」で牛さんが「つぶあん」です。
小林牛乳が使用されている生地はふわふわモチモチでとても美味しかったです。
「いにしえ街道」を散策の際の一休みに是非立ち寄りたいお店です。
※北海道では「おやき」と呼びますが、地域によって呼び方が異なる代表的な食べ物でもあります。
「大判焼き」「今川焼き」などは耳にすることがあるので知っていたのですが、筆者はその昔関西出身の知人に『「御座候(ござそうろう)」食べる？』と聞かれて、何の事か全く分からないということがありました。
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