北広島で食べる名人が打った贅沢なお蕎麦屋さん『久蔵庵』

札幌から車で約30分、ボールパーク(エスコンフォールド)の開業により道外からの知名度も高まった『北広島市』
「広島」と地名に入っていますが、1883年に広島県の方々が入植したのがまちの由来となっているからだそうです。
昨今ではエスコンができたことで話題にもなりましたが、市内には美味しいグルメが沢山あります。
今回は野球観戦前やドライブにオススメのお蕎麦好きさん必見のお店へ行ってきました。

目次

久蔵庵

北広島市島松にあるお蕎麦屋さんの『久蔵庵』さん
「全日本素人そば打ち名人大会」で最高位の「名人」を取得された店主さんが作る美味しい手打蕎麦をいただくことができるお店です。
趣のあるお店は島松軟石を使用した貴重な建物なのだそうです。

メニューは一種類なので、店内で人数を伝えると人数分のお蕎麦のセットが配膳されます。

店内

店内は綺麗でレトロなアンティークが飾られています。
建物も店内も雰囲気が良く、どんなお蕎麦が食べられるのかワクワクしながら到着を待ちます。

お水とお茶はセルフサービスでこのお水は地下水なのだそうです。
冷たくて美味しいお水です。

実食

手打ち蕎麦

手打ち蕎麦 1,600円

※金額は取材時の価格になるので変更となる場合があります。
目の前に並べられた美味しそうなお蕎麦や副菜の数々。
お蕎麦、温かいつゆ、冷たいつゆ、副菜セット、デザートと豪華なお蕎麦セットです。

来店が初めての方には店主さん直々に料理の説明を行なっていただけます。

お蕎麦は「二八蕎麦」と「粗挽き蕎麦」の2種類。

店主さんがブレンドした特製の「そば塩」を蕎麦の実を殻ごと挽いた「粗挽き蕎麦」にたっぷりとかけて食べるのだそうです。

お蕎麦を塩で食べるのは初めてでしたが、旨味が強い「そば塩」をかけることで「粗挽き蕎麦の」の食感も風味も引き立っていてとても美味しいです。
あまりに美味しいので同行者佐藤と沢山かけて食べたつもりでしたが、食後に店主さんに「二人で全部使ってもいいくらいなんだよ」と教えていただき、もっと贅沢にかければよかったと思いました。

「二八蕎麦」はコシがありツルッと喉越しがよく出汁が効いたつゆもよく合っていてこちらも美味しい。

温かいつゆは鶏肉と自家製の鶏つくねが入っています。
鶏の旨味がたっぷり出たつゆはゆずの皮が入っていて風味も良くお蕎麦との相性も抜群です。

ランチメニューにはお蕎麦のほかに天ぷらや卵焼きなどが付いてきます。

「蕎麦味噌」を口に含んでお蕎麦を食べると口の中で合わさって同じお蕎麦でもまた新しい味を楽しむことができます。

「天ぷら」はこの日は茄子・海老・さつまいも。
甘だれがかけられていて揚げたて熱々サクサクであっさりしたお蕎麦の良いアクセントになります。

内容は日によって変わると思いますが、この日あったこちらの「蕨」は店主さんが自ら採りに行き、塩漬けされたものなんだそうです。
味付けも美味しく手間暇かけて作られていると思うとより一層美味しく感じます。

久蔵庵さんはお蕎麦をはじめ、一つ一つの料理が丁寧で心を込めて作られているというのが伝わってきました。
お店はとても人気で平日の開店すぐの時間でもこの日は満席でしたが、名前と電話番号を伝えて車で待機をし、席が空くと連絡をいただけました。

美味しい「そば塩」も販売されていました。

素敵な雰囲気の中でゆっくり美味しいお蕎麦を食べたいという方にオススメのお蕎麦屋さんです。

お店情報

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