札幌から車で約45分、札幌と新千歳空港とのちょうど真ん中にある『恵庭』
全国的に花のまちとして知られ、札幌のシンボルの一つでもある札幌大通公園の花壇で咲いている花はその大半が恵庭産でもあります。
そんな花のまち恵庭は美味しい食べ物も溢れています。
恵庭ドライブの際に寄りたい美味しいグルメをご紹介。
地元民に愛される老舗食堂の『ゝ月(ちょん月)』
恵庭駅から車で3分、徒歩10分ほどの距離にある地元民に愛される老舗食堂の『ゝ月 (ちょん月)』さん。
初見だと店名が読めないかも知れませんが『ゝ月』と書いて『ちょん月』と読みます。
店名からも拘りや歴史を感じてきますね。
お店の前には駐車場があるので車でも行けますし、恵庭駅から徒歩でも行ける距離にあります。
恵庭駅から約700mほどの距離で、車で3分、徒歩10分程度で到着します。
種類豊富なメニュー
※金額は更新時の価格になるので変更となる場合があります。
メニューはラーメンや焼きそばなどのめん類、定食、丼物、ごはん物、一品料理に単品もあり毎日来ても飽きないラインナップ。
一品料理にライスを付けると定食にしていただけます。
どれも魅力的で迷う筆者ですが、ここは人気のゝ月さんで人気のポークチャップを定食にすることに。
同行者の佐藤は迷わず正油ラーメン。
YouTube視聴者さんからのコメントではかつ丼やみそラーメンをおすすめ頂く声が多かったので、改めて再訪したいと思います。
ポークチャップ+小ライス
ポークチャップ 1,200円
小ライス 150円
席に運ばれてくるなり香る良い匂い、そしてソースの照りと艶が堪りません。
一品料理に小ライスをつけて定食にするとお味噌汁とお漬物が付いてきました。
このポークチャップは大きな豚肉の塊を注文が入ってから都度カットされていて店主さんの拘りを感じました。
写真だと分かりにくいのですがもの凄い厚みがあり、一切れ一切れがとても大きいです。
厚みはありますが驚くのはその柔らかさ。
これだけ厚いので多少硬さがあるかと思いきや、スッと噛み切れてしまいます。
大きなお肉に特製のソースをたっぷり付けて頬張ると口の中が幸せ一杯に。
甘塩っぱく、コクのあるソースはご飯にも付け合わせのサラダにも良く合います。
ちなみに今回ご飯は小ライスにしたのですが、普通のご飯茶碗一膳分の量がありましたのでポークチャップもボリューム満点なので少食の方はご注意下さい。
サラダの横にあるパスタサラダもあっさりしていて良い箸休めになるのが嬉しいです。
今まで外食でポークチャップを食べたことがなかったのですが、嵌ってしまいそうなほど美味しい一品でした。
正油ラーメン
正油ラーメン 780円
油膜が張っていて最後まで熱々の大好きなタイプのラーメン。
絶妙な火の入れ方のシャキシャキのもやしがたっぷりのっていて満足感もボリュームも満点です。
一口スープを飲むとあっさりしているように感じましたが、後からコクが追いかけてきます。
どこか懐かしさもありながら、現代でも好まれる美味しい一杯。
ゝ月さんは定食などもありメニュー豊富ですがラーメン一本だったとしても通いたくなる美味しさで、食堂でこのクオリティの高さは素晴らしいの一言。
佐藤好みの味だったようでスープを一口飲んで思わず小声で飛び出した
麺はプリプリの中太縮れ麺でスープに良く合っていて食べる手が止まりません。
具はネギ、もやし、メンマ、チャーシュー
チャーシューは薄切りで肉感を感じるタイプでしっかり味が付いていてライスを頼みたくなる味です。
何を食べても美味しいので、次にくる時はあれも食べたいこれも食べてみたいと別のメニューを頼む楽しみができました。
店内
ゝ月さんの店内はカウンターと小上がりの席があります。
厨房がオープンスタイルで店主さんが調理をしているところが全て見えるようになっているので華麗な手捌きについ釘付けになってしまいます。
また、お店はオープンしてから長いのですが厨房の綺麗さにも驚きました。
店主さんの丁寧さやこだわりが料理の味にも表れていて、地元の方に愛される理由の一つのように思いました。
炭焼豚丼『空海』
大谷地で創業し、2011年恵庭に移転した炭焼豚丼と手打ち田舎そばをいただける炭焼豚丼 空海さん人気店。
2012年、2017年に良質な食材で価格以上の満足感が得られる料理の『ミシュランガイドビブグルマン』を獲得しており、筆者は平日の開店30分後に到着しましたが2組待ちでした。
JR島松駅から車で4分、徒歩10分ほどの距離にあり、お店の前に駐車場があります。
メニュー
※金額は更新時の価格になるので変更となる場合があります。
メニューは炭火焼豚丼と自家製粉の手打ち田舎そば。
豚丼もお蕎麦も食べたい!という方にはおすすめの空海セットでどちらも食べることができます。
1.4kg(三人前)のBigり豚丼という魅力的なものもあります
炭火焼豚丼はロースと特上バラの2種類のお肉から選ぶことができます。
筆者はどちらも食べたい欲張りなので空海セット。
豚丼大好き、豚バラ大好きの同行者の佐藤は迷わず特上豚バラ注文。
空海セット
空海セット 1,400円
(もりそば・ロース丼の肉7割/米5割のセット)
もりそばとロース豚丼がセットになっていて、豚丼は肉7割、米5割のボリュームになります。
先にもりそばが提供され、その後出来次第ロース豚丼、お漬物、蕎麦湯が運ばれてきました。
豚丼はロース派の筆者、こちらのロースはスッと噛み切れるお肉の柔らかさで程よく脂ものっていてとても美味しいです。
そして後を追いかけてくる炭火の香りが旨みを更に引き立ててくれて堪りません。
お肉の美味しさも、ご飯の美味しさもしっかりと味わえるタレの量なのが個人的に嬉しいポイントでした。
豚丼だけではなく、空海さんでは自家製粉の手打ち田舎そばも絶品。
薬味にはわさびとネギが付いてきました。
お蕎麦はコシが強く、良い風味が口一杯に広がります。
甘めで上品なツユと良く合っていて幾らでも食べられそうです。
特上豚バラ(漬物付き)
特上豚バラ(漬物付き) 1,000円
味噌汁 100円
同行者佐藤注文は特上豚バラ(お漬物付き)とお味噌汁。
卓上に七味と山椒があり、七味をかけていただきます。
薄めに切られた豚バラは何重にも重なってたっぷりのっています。
脂が甘く、炭火の香りもしっかり感じてタレとの相性も抜群で美味しいの一言。
お味噌汁はこの日の具はわかめとネギで、優しい味わいで豚丼を食べる手も進む良いパートナー。
この美味しさであれば1.4kgのBigり豚丼もペロリと食べられそうといつかお腹がペコペコな時を狙って再訪しに来たいと思います。
店内
空海さんの店内はカウンターとテーブル席があります。
お店の前に張り紙が貼ってありましたが、店主さんがご高齢で基礎疾患があるそうなので店内はマスク着用、黙食となります。
また、乳幼児連れの方はお断りとのことでしたので行かれる際にはご注意下さい。
※掲載時の情報となるので変更の場合があります。
帰り際にお母さんが一組一組に丁寧に「ご協力ありがとうございました」と仰られているのが印象的でした。
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