札幌から車で約2時間、北海道南西部に位置する海産物と風の街『寿都』。
その昔、ニシン漁で栄えた『ことぶきの都』では、現在では小女子や牡蠣、ほっけなど獲れる魚介類は通年で70種を超えるそう。
食の魅力溢れる『寿都』は綺麗な海と11基の風力発電の素敵な景色もとても綺麗なドライブにピッタリな街です。
今回は筆者が巡った寿都のオススメドライブコースをご紹介させていただきます。
寿都食べ歩き!オススメドライブスポット!
「ことぶきの都」寿都。
「だし風」という局地的な風が吹く全国的にも有数の強風地帯で、昔から漁師さんはこの風により時化や難破することがあり悩みの種だったそうです。
この風を生そうと1989年に全国の自治体で初めての風力発電を導入。
11基の風車が並ぶ景色は今では寿都のシンボル的な存在となっています。
グルメ
通年で約70種も獲れるという魚介類。
旬の季節に狙って訪問すると新鮮で美味しいお魚をいただくことができます。
春=「さくらます」や「小女子」「生しらす」「牡蠣」
夏=「うに」
秋=「鮭」「ほっけ」
冬=「あんこう」「鱈」
代表的な特産品=「生炊きしらす」「ほっけの飯寿司」など
すっつしらす会館
まず朝食に合わせて訪問したのは『すっつしらす会館』さん。
毎年4月下旬〜5月下旬までの約1ヶ月間が漁期の『生しらす』をいただくことができるお店です。
その日の漁の有無や入荷状況により寿都産の生しらすがない場合は本州産の生しらすの提供がある場合もあります。
お店は海の目の前なので窓から見える海を見ながら新鮮な生しらすや牡蠣をいただくことができます。
メニューには生しらすや釜揚げしらす丼、旬のお魚との海鮮丼などもあります。
<メニューなどの詳細は下記記事にてご紹介⇩>
岩のり弁当
こちら「すっつしらす会館」さんで購入することができる「岩のり弁当」。
寿都は岩のりも美味しく系列の「寿都湾 かき小屋」さんでは店内で出来立てをいただくこともできます。
道の駅『みなとま〜れ寿都』には岩のりと生炊きしらすの「船間弁当」が販売されていて、早いもの勝ちの人気商品です。
ほっけ飯
2011年に誕生した寿都の新ご当地グルメの『寿都ほっけ飯』。
道の駅『みなとま〜れ寿都』で購入し、食べることができます。
<詳細は下記記事にてご紹介⇩>
どんじゃのり
寒い時期にしか獲ることのできない寿都海岸で摘み取った岩のりを丁寧に水洗いし、手間暇をかけて作られた天然岩のりの『どんじゃのり』。
今では数名しか獲れる方がいないそうでとても貴重なものです。
購入させていただいたのは海産物を加工販売されている「吉崎水産」さんが運営する『直売所ユーキナイ』さん。
千秋庵菓子舗
老舗和洋菓子店の『千秋庵菓子舗』さん。
海の街ならではの「昆布羊羹」や「鮭最中」やここでしか購入することができない「梅の実」など美味しいお菓子が沢山あります。
<詳細は下記記事にてご紹介⇩>
若狭屋老舗
創業100年を超える老舗の『若狭屋老舗』さん。
北海道銘菓「わかさいも」のルーツの元祖「わかさ屋いも」を購入することができます。
その他にも「いもの天」や珍銘菓などもあり、地元の方にも愛されるお店です。
<詳細は下記記事にてご紹介⇩>
バジルソフト(シーニックカフェ)
旧鰊御殿の橋本家の土蔵を利用した『シーニックカフェ』さん。
寿都の新しい特産品の『風のバジル』を使用した『バジルソフトクリーム』をいただくことができます。
バジルの味が濃厚でとても美味しいです。
道の駅『みなとま〜れ寿都』
寿都漁港に隣接する『道の駅みなとま〜れ寿都』。
観光案内をはじめ、寿都を代表する特産品やご当地グルメなどをいただくことができるので観光拠点として人気なスポットです。
筆者はこちらで「寿都ほっけ飯弁当」「ほっけ茶漬け」「ソフトクリーム」などをいただきました。
<道の駅詳細は下記記事にてご紹介⇩>
弁慶岬
寿都市街地から車で7分ほどの距離にある『弁慶岬』。
名前の由来は諸説あるそうで、一つはアイヌ語の「ベルケイ」という言葉が訛った説。
もう一つは奥州を逃れた義経・弁慶一行がここに辿り着き、同志が蝦夷に向かったという情報を得て毎日ここから海を眺めて援軍を待っていたということから付けられたというものがあります。
岬の入口に建てられた『武蔵坊弁慶像』の台座には「想望」と書かれています。
大きく凛々しい風貌の銅像の目からは優しさが感じられるような気がします。
ドライブの際には是非行ってみてはいかがでしょうか。
寿都は美味しいグルメや綺麗な景色が広がる魅力的なまちです。
他にも魅力は沢山あるので、訪問出来次第随時追記させていただきます。
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