札幌から車で約2時間、北海道の西積丹に位置する海と山に恵まれた『岩内』。
ビールの原料にかかせない野生のホップが初めて発見された地でもあり、日本で初めてアスパラガスの栽培に成功した地でもあります。
海で獲れる海鮮も豊富で美味しいグルメが沢山あるまちの特産品の『たらこ』をたっぷりと使用したどんぶりを『海鮮屋』さんで食べてきました。
海鮮屋
「道の駅 いわない」すぐ近くにある『いわない タラ丸市場』。
昔は何十件とお店が並んでいたそうですが、この日営業されていたのは『海鮮屋』さん一軒のみ。
創業20年を超えるお店の店主さんは魚屋をやられているそうで、当時岩内では朝から営業しているお店がなく、観光で来る方など朝食を食べれるお店を開いて欲しいと声がかかり、お店を始めたのだそうです。
営業は春〜秋の期間限定で冬季はお休みとなるそうです。
お店前で焼魚定食で提供されるほっけが干されているのが良いです。
店内
店内はテーブル席が並んでいて、先にカウンターで注文と支払いを済ませます。
朝7時から営業しており、私たちが訪問したタイミングでは地元の常連さんが楽しそうに食事をされていました。
メニュー
※金額は取材時の価格になるので変更となる場合があります。
メニューは海鮮系がメインで焼魚定食や三食丼、うに丼などもあります。
地元の方向けのカレーライスや牛丼などもありました。
注文を済ませて席に座るとサービスの「鮭とば」が運ばれてきました。
柔らかくて噛めば噛むほど味が出てきて食べる手が止まらないやつです。
実食
たらこ丼
たらこ丼 1,800円
古くからの岩内の特産品のたらこが一面に敷かれた『たらこ丼』。
岩内といえばマスコットキャラクターのタラ丸もスケトウダラですね。
『海鮮屋』さんの「たらこ」は岩内海洋深層水で処理をしているそうで、化学薬品の使用は一切ないのだそうです。
どんぶりにはお味噌汁とお漬物、冷奴が付いてきました。
海洋深層水とは太陽光が届かない水深200mより深いところにある海水のことを指し、栄養塩も多く綺麗な水なことから化粧水などにも使用されるのだそうです。
たらこの味付けはお店でされているそうで、ご飯が進む味で美味しいです。
ご飯はほかほかの白米でたらこは粒が小さくて綺麗です。
お味噌汁の具は同行者佐藤の大好きな『仏の耳』とネギ。
厚田の食堂でもいただきましたが、海のまちならではの具です。
歳を重ねる毎にお新香や冷奴の美味しさを感じます。
さっぱりできて有難い存在です。
同行者佐藤は焼魚定食を食べましたがデータ紛失の為お見せできず。
塩がしっかりと効いたほっけで美味しかったようです。
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