『函館』と言えばどんな景色を思い浮かべますか?
「金森赤レンガ倉庫」、「五稜郭タワーから眺める五稜郭」、一番を決めるのは難しいほど魅力的な観光地が多いですが何と言っても『100万ドルの夜景』と呼ばれる『函館山から眺める函館の街の景色』の印象が強いのではないでしょうか。
函館山は夜景が注目されることが多いですが、明るい時間帯の景色もまた素敵です。
今回は両方の景色を楽しむことができる函館山の観光の仕方をご紹介します。
函館山ロープウェイ
『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』にて三つ星を獲得した『函館山の眺望』。
函館山山頂展望台への行き方は「ロープウェイ」と「バス」で行く方法の2種類あります。
ロープウェイからの景色を楽しむのも醍醐味の一つです。
「自動車」は登ることができない時間帯や期間があるのでホームページをチェックするのがオススメ。
「ロープウェイ乗り場」へは市電の『十字街』から徒歩10分程度で到着します。
乗車券購入〜ロープウェイ乗車
大人往復 1,800円
片道 1,200円
小人往復 900円
片道 600円
※金額は取材時の価格になるので変更となる場合があります。
チケット売り場には窓口と券売機がありました。
券売機では現金待ったは交通系電子マネーが利用可能でした。
函館山にはハイキングコースもあるので、天気の良い日に行きはハイキング、帰路でロープウェイを利用するなんてのも良いですね。
搭乗券には函館山の夜景が印刷されていました。
このチケットをロープウェイ乗り場で掲示して乗車します。
筆者が訪問した4月中旬の17時頃でこのくらいの明るさでした。
ホームページに日の入り時刻が出ていますので日没前の景色を楽しみたい方は事前チェックしてから行くのをオススメします。
函館山ロープウェイ ホームページはこちら
牛が寝そべる姿に似ているということから別名『臥牛山』と呼ばれている函館山。
今では観光名所として人気な場所ですが、明治時代から昭和20年頃までは要塞として利用されていたので、今でも砲台などの戦争の痕跡が残っているのだそうです。
標高は334mでロープウェイに乗車すると約3分で山頂に到着します。
ゴンドラは125人乗りの大型でトップスピードは秒速7m 約3分で海抜334mの頂上に到着します。
函館山山頂展望台
僅か3分なのであっという間に山頂に到着。
これぞ函館山!という景色が広がります。
明るい時間の映像をあまり見ることが無かったのですが、夜とは異なり海の色や遠くの山まで見ることができます。
パンフレットではあまり見ない海側の景色も明るい時間だから楽しめます。
天気が悪く夜景が見れない場合や日没前の時間に訪問した方も夜景を楽しめるように、函館夜景のベストショットを捉えた上映を鑑賞できる『はこだて夜景フルコース』もあります。
日没の約1時間前に到着したはずですが、この日の日没時間は予定より少し遅めのようでした。
山頂展望台にはレストランや売店があるので日没を待つ間も見どころは沢山あります。
売店(山頂ショップ)
山頂展望台は3F建てになっていて1Fはロープウェイ乗り場、2Fには売店の「山頂ショップ」があります。
売店の商品ラインナップが豊富で函館土産がほぼ揃っています。
こちらで函館山限定の「函館山ガラナ」を購入。
ティーラウンジレガート
山頂展望台3Fには軽食やおつまみ、カフェ利用も可能な『ティーラウンジレガート』があります。
日没の時間が近づくにつれて混雑し席が満席になっていたので、座って休みたい方は早めに来る方が良いかもれません。
※金額は取材時の価格になるので変更となる場合があります。
ドリンクはコーヒーからビール、はこだてわいんもあります。
アラカルトはワインに合うラインナップで飲みながら小腹を満たすのにもちょうど良いです。
お店はセルフサービスなので先に注文・会計を行い料理が出来たら取りに行くシステムです。
はこだてわいん“年輪”白(辛口)
はこだてわいん“年輪”白(辛口) 800円
アイスティー 500円
お茶でも飲んで日没を待とうと思っていましたが、メニューを見て何かつまみたくなった我々。
この後夕食を食べる予定もありましたが、せっかくなので『はこだてわいん“年輪”白(辛口)』で一杯はじめます。
辛口でキリッとしていてとても美味しいです。
キャップ付きなのでレストランで飲みきれなくても持ち帰ることができます。
魚介類のアヒージョ
魚介類のアヒージョ 1,000円
ワインのアテは『魚介類のアヒージョ』。
えび、イカ、白身魚が入っていてとても美味しく、待ち時間でしたがとても有意義な時間になりました。
函館山夜景
薄暗くなってきたのでカフェを出て夜景を眺めることができる場所へと向かうと『100万ドルの夜景』が広がっていました。
海、山、街の明かりと函館の全てが詰まっていて何度も見た景色ではありますが、この景色は何度見ても感動します。
日没の頃は国内外の観光客で大混雑し窓際に中々近づくことができないなんてこともあります。
屋上展望台は山の上ということもあって、日によっては強風で冷えこみます。
屋外で見学予定の方は夏場でも薄い上着を持参するのがオススメです。
日没後すぐのタイミングはロープウェイで登ってくる方も多いので、下りのロープウェイも混み合います。
暗くなって景色を堪能したら早めに下ると混雑に巻き込まれずに函館市街の夜も満喫することができます。
ロープウェイ情報
最寄り駅は市電『十字街』。
徒歩10分ほどで『函館山ロープウェイ』に到着します。
途中の道は少し息が上がる程度の坂になっているので足の悪い方はバスも出ているので利用されるのも良いかと思います。
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