食料自給率1,100〜1,200%という十勝地方にある『帯広市』
『帯広』と言えば、豚丼・インデアン・スイーツなどパッと思い浮かぶだけでも沢山あり、少し歩いただけでもあちこちに美味しいお店に出会えるまちです。
帯広競馬場
帯広駅から車で約6分、帯広に来たら一度は行きたい『帯広競馬場』。
世界で唯一ここだけで開催される「ばんえい競馬」を観にきました。
馬の資料館
入口手前にある「馬の資料館」ではばんえい競馬の歴史を学ぶことができ、展示物も多く興味深い施設でした。
とかちむら
メインの建物に向かう前の「とかちむら」には産直市場やカフェ、飲食店などもありました。
ゲートをくぐりると「ふれあい動物園」と「ばん馬ギャラリー」があるのでまずはそちらに向かいます。
ふれあい動物園
奥にはばん馬ギャラリーもありました。
入ってすぐのところには小さくて可愛らしいポニーがいてほっこりした気持ちになります。
奥を見ると人参が販売されていたので購入。
ばんえい競馬が開催される日は限られていますがふれあい動物園はレースの開催日でなくても入ることができるようです。
むしゃむしゃと良い音を出しながら美味しそうに食べてくれます。
奥へ行くにつれてお馬さんが大きくなっていきます。
ばんえい競馬に出走するお馬さんの「ばん馬」はサラブレッドの約2倍ほどの大きさで重さは1トン近くもあるそうです。
北海道で生まれた品種ではなく、主に3つの品種を元に改良を重ねばん馬の始祖と言われるイレネー号はフランス生まれなんだそうです。
北海道の開拓において力のある農耕馬が求められ、大型馬の輸入が盛んになり活躍してくれたばん馬。
競馬となったルーツは馬同士の力比べから始まっているそうです。
ばんえい十勝
人参をあげ終えて館内に入ります。
入口に入ってすぐのところにある山本勘助になってマキバオーと写真撮影。
初めての方にも優しいビギナーコーナーもありました。
次のレースまで締切間際だったのでまずは一レース購入。
レースは屋外で観るほかに、前日までの予約で建物の三階にあるプレミアムラウンジで観戦することもできます。
私たちはレース中のばん馬と一緒に歩いて応援ができる「エキサイティングゾーン」で観戦。
スピードだけではなくパワーや持久力、そして戦略が勝負を左右させ、その迫力と力強さに観ている方からの声援も盛り上がります。
結果はハズレですが手に汗をかいて小腹が減ったのでもう1レース観る前に腹ごしらえをします。
キッチン ばんえい
館内にある食堂『キッチン ばんえい』さん。
味のあるこの雰囲気、堪りません。
注文を決めて向かいにある食券販売機で食券を購入。
そばにうどんにラーメン、豚丼や軽食もあります。
出来上がりを待っている間にカウンター前にあるおにぎりも美味しそうで目を奪われます。
商品を受け取り隣にある飲食スペースでいただきます。
実食
正油ラーメン
正油ラーメン 650円
佐藤が注文したのは『正油ラーメン』。
あっさりした優しいスープでホットする味わい。
嬉しいことに麺の量がかなり多く、身体が冷えていたこともありするすると食べらさります。
麺を持ち上げる度に湧き出てくる白い湯気はここで食べる醍醐味の一つ。
すぐ後ろではお父さん達が次のレースを熟考していてそんな雰囲気もまた良いです。
勝負に負けて懐は寒くなりましたが心も身体も温かくなるラーメンでした。
私のような多くの人の心を温めてきたのでしょう。
カレーラーメン
カレーラーメン 750円
私注文は帯広競馬場伝統の味の元祖『カレーラーメン』
昭和49年から続く伝統の味なのだそうです。
醤油ベースのスープの上にはマイルドな優しい甘さのカレーがかかっていて辛いのが苦手な方でも美味しく食べることができそうです。
カレーがのっているので冷めにくく、寒い外から入ってきて身体が温まる一杯です。
海苔、ネギのほかに具のお肉もゴロゴロと入っていました。
アメリカンドッグ
アメリカンドッグ 210円
食後のデザートには『アメリカンドッグ』帯広出身の友人から砂糖をかけて食べると噂は聞いていましたが本当に砂糖がまぶされていました。
初めて食べる新鮮な味わい。
食事というよりもデザート感が強く、また違った美味しさでした。
腹ごしらえを済ませ、食後にもう一レース観戦しホテルへ向かいました。
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