札幌のお隣小樽市の『銭函』。
夏には海水浴で賑わい最近では外国の方からも注目されているまちです。
「銭函」という名前の由来はその昔、鰊漁で賑わっていた頃に漁師さん達の家に銭箱が高く積み上がっていたからという説やアイヌ語が由来となっているなど諸説あるそうです。


手打ち蕎麦 春別

銭函駅から車で約5分、住宅街の中にあるお蕎麦屋さんの『手打ち蕎麦 春別』さん。
駐車場はお店の前の他に第二駐車場も用意されています。
店内

店内は温もり溢れる優しい雰囲気で、冬に訪問した際には暖炉に火も灯っていました。
この日は開店すぐに伺いましたが既に先客の方もいらっしゃいました。
メニュー



※金額は訪問時の価格の為、変更となる場合があります。
メニューは温かいお蕎麦に冷たいお蕎麦、天丼やかつめしなどのご飯物や丼物とのセットメニューもあります。

あれこれ悩みながら注文を済ませキンキンに冷えたノンアルコールビールで喉を潤します。

休日の昼間のお蕎麦屋さんで飲むと一段と美味しく感じますね。
実食
特もり

特もり 1,600円
佐藤が注文したのはそば二人前にえび天と大葉天が付いた『特もり』
カラッと揚がった天ぷらも美味しそうですね。

器も大きくパッとみただけでも量があります。

薬味にはわさび・ネギ・映像では見切れていますが茗荷も付いていました。

春別さんのお蕎麦は手打ちで幌加内産の蕎麦粉を1:9で使用されているそうです。
風味良くコシがありキリッとしたつゆによく合いとても美味しいです。

サクサクの大葉の天ぷら。

お蕎麦は二人前とのことで見た目からもしっかりと量があり、愛情を込めて手打ちされているのが伝わってきて食後心地良い満足感で満たされました。
大好きなえび天は中がプリっとしていて大事に味わいながらいただいていました。
つぶ昆そば

つぶ昆そば 時価
私注文は春別さん名物の『つぶ昆そば』
前回は冷たいのをいただいたので今回は温かいのをお願いしました。

しみじみ美味しいと感じる旨みたっぷりつゆ。

冷たいのにも温かいのにも合う手打ち蕎麦。

インパクト大の「つぶ昆」はお刺身用の真つぶを千切昆布に包ませて素揚げしているものだそうです。

サクッとしたままいただくのも良いですが、つゆに浸すと昆布の旨みが溢れ出して食べているうちにつゆ全体が深みのある味に変化していきます。

昆布の中には食べやすい大きさに切られたつぶがたっぷりと入っています。

つぶは価格の変動があるので時価となっており、この日は1,500円でした。
つぶの入荷がない場合は「牡蠣昆そば」や「ホッキ昆そば」がいただけるそうです。
機会があればそちらもいただきたいと思います。
小かつめし

小かつめし 550円
サイドにはご飯ものから『小かつめし』を注文。
ソースの良い匂いが食欲をかき立てます。

豚肉は三元豚の薄切り肉を使用されていて、ご飯は蘭越米なのだそうです。
お蕎麦だけではなくご飯ものも一つ一つ素材にこだわられているのを感じます。

サクサクの三元豚は脂の甘み・旨みを感じ、さらりとしたソースにとても合っています。
ご飯もふっくらしていて美味しいというのが印象的でした。

小ですがボリュームがあり満足感が高く、他にも天丼や豚天丼、とり天丼などもあるので一つずつ制覇していきたくなります。

どれも美味しさに加えて、丁寧に愛情を込めて作られているのが伝わってくるのがまた来たくなる理由かも知れません。
お店情報






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