グルメは『美唄やきとり』『とりめし』花は『ツツジ』鳥は『マガン』歴史は『炭鉱』など、有名なものが多々ある魅力的な町『美唄』。
郷土料理として今でも親しまれている『美唄のとりめし』は北海道開拓時代に「中村地区」が発祥と言われています。
稲作が軌道に乗るまでの間、各家庭に鶏を与えお祝い事など特別な機会に鶏一羽を余すことなく使用した『とりめし』が振舞われていたそうです。
しらかば茶屋
美唄駅から車で約10分ほどの距離にある『しらかば茶屋』さん。
日本一長い直線道路の国道12号沿いにあり、地元の方も、遠方から遥々「とりめし」を食べに来る方も多い人気のお店です。
店内
店内はテーブル席と小上がり席があります。
広く寛げる空間で、地元の家族連れの方もいらっしゃっていてほっこりする雰囲気。
メニュー
※金額は取材時の価格になるので変更となる場合があります。
メニューは『しらかば茶屋』さん名物の『とりめし』をはじめ『ラーメン』や『うどん』、珍しいのはとりめしが中に入った『とりめしオムライス』などもあります。
ラーメンも美味しいと評判なので、とりめしとのセットの「ラーメンセット」を注文しようとしましたが、あいにく「とりめし」が品切れ中。
炊き上がりまで30分程かかるとのことだったので「とりめし」は持ち帰りにして店内で「ラーメン」をいただくことにします。
実食
塩ラーメン
塩ラーメン 750円
筆者注文の『塩ラーメン』。
透き通った鶏ガラスープは筆者好みで見ているだけでも美味しいのが伝わってきます。
一番人気は「とりめし」と「塩ラーメン」とのセットのラーメンセットのようです。
とりめしを炊くスープよりも長い時間じっくり煮込んで作られたというラーメンスープ。
透明なスープの中に旨みが詰まっていてとても美味しくいつまでも飲んでいたい味です。
ぷりぷりの麺が透明なスープに絡んでとても美味しいです。
醤油ラーメン
醤油ラーメン 750円
同行者佐藤注文の『醤油ラーメン』。
綺麗な鶏ガラスープです。
あっさりの中にコクがありとても美味しいラーメンです。
麺の硬さも好みのかためでスープも良く合っています。
具はなると・お麩・メンマ・チャーシュー・たまご。
このスープに合う具のオールスターがここに集結しています。
次回来る際は店内で「とりめし」を食べようと思いながらあっという間に完食。
炊きたての「とりめし」を受け取り、帰宅後実食。
とりめし弁当
とりめし弁当 550円
『しらかば茶屋』さん名物の『とりめし弁当』。
家に着いてもまだほんのり温かい状態だったのですぐに開封。
紅生姜が別袋に入って付いてきました。
『とりめし』の具は玉葱と鶏肉。
玉葱がたっぷり入っているので甘みがあり、味に深みがあり美味しいです。
ラーメンを店内でいただいている際にとりめしの炊き上がりを待つ地元のお客さんが二組ほどいらっしゃいました。
郷土料理が今でも地元の方に愛されているというのはすごいなと思います。
鶏肉は食べやすいサイズに切られてコロコロと入っていました。
美唄では「とりめし」をいただくことができるお店がたくさんありますが、どのお店も美味しく、お店毎に味が異なるので食べ比べをするのも面白いです。
今回食べた『しらかば茶屋』さんはコクと自然の甘さがありとても美味しかったです。
お店情報
日本一長い直線道路の国道12号沿いにある『しらかば茶屋』さん。
お店の前に駐車場があります。
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