炭鉱とメロンと映画のまち『夕張市』。
1891年に炭鉱を開始、大小24の鉱山があり炭鉱のまちとして栄え一時は人口も12万人を超えるほどになりましたが、1970年代の相次ぐ閉山により人口は減少し令和2年の国勢調査では7000人台となりました。
少し寂しい話もありますが、歴史ある夕張には素晴らしい景色や炭鉱夫を支えた美味しいグルメが沢山あります。
「夕張名物のカレーそば」をいただける『栗下食堂』さんでは身体が温まる料理をいただくことができます。
栗下食堂
新夕張駅すぐ近くにある黄色い建物が目を惹く『栗下食堂』さん。
お蕎麦・ラーメン・丼物があり、地元の方に長年愛されている食堂です。
メニュー
※金額は訪問時の価格になるので変更となる場合があります。
店内はカレーのスパイシーな匂いが充満しています。
メニューはお店の雰囲気に合ったラインナップ。
ラーメンも丼物もお蕎麦もどれも美味しそうです。
夕張名物はカレーそばは炭鉄鋼めしの一つでもあります。
辺りはカレーの匂いに包まれているので食べたくなります。
石炭の「炭」、鉄鋼・鉄道の「鉄」、港湾の「港」で『炭鉄港』。
日本遺産の炭鉄港を食の観点で紐どいたものが『炭鉄港めし』と呼ばれています。
実食
カレーそば
カレーそば 800円
夕張名物『カレーそば』。
熱々の丼にはとろみのあるスパイシーなカレーがたっぷり。
ピリッとくる辛さで、旨みたっぷりなスープ。
とろみがあり食べ終わるまで熱々で冬の寒い日に食べたら身体の芯まで温まりそうです。
カレーそばには鶏肉が入っている事が多いのですが、夕張では豚バラを使用。
豚バラたっぷりでコクも増して美味しいです。
カレーの味がしっかりと美味しくご飯が欲しくなる味。
この日はご飯が終わりの為注文できなかったので次回はライス付きにしたいと思います。
カツ丼
カツ丼 900円
数あるメニューの中からもう一品注文したのは『カツ丼』。
外で食べるのは珍しいのですが、お店の雰囲気からカツ丼が美味しそうな予感がしました。
蓋付きで配膳、蓋を開けるワクワク感を味わえるのが嬉しいです。
中からは出汁の良い香りがします。
玉葱、椎茸入りです。
カツは揚げたてでサクサクな部分とツユが染み込んでしっとりした部分の両方楽しめます。
とても分厚いのですが柔らかく、衣からツユがジュワッと溢れ出します。
出汁のしっかりきいたつゆは多めでつゆだくご飯で飲むように完食。
シャキシャキの玉葱もアクセントになりとても美味しいカツ丼でした。
このカツ丼でこの日のライスは終了だったのでギリギリいただけました。
次回来る際には未食のラーメンも食べたいと思います。
お店情報
お店前に駐車場あり。
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