ホッキたっぷりの数量限定「幻の駅弁」!室蘭の母恋駅の駅弁『母恋めし』

札幌から車で約2時間、鉄鋼業のまちとして発展したものづくりのまちであり、北海道有数の工業都市『室蘭市』
「工場夜景」をはじめとした絶景スポットが多く、食に関しても「室蘭やきとり」や「カレーラーメン」など名物グルメが溢れる魅力的なまちです。

目次

駅弁 母恋めし(母恋駅)

室蘭駅の一つ手前にある『母恋駅』
母恋(ぼこい)という名前はアイヌ語で「ホッキ貝の沢山ある場所」という意味だそうです。
「母を恋う」と書く駅名にちなんで、毎年母の日のある5月に「母の日記念乗車券」が枚数限定で販売され、毎年早い段階で売り切れるほど人気なのだそうです。

雰囲気の良い駅です。

真ん中に置かれたストーブを囲む待合室。
目の前には車通りのある道路がありますが、中に入ると騒音もなくまるで時が止まったような気がします。

母恋めし本舗 母恋駅売店

ここに来た目的は駅の一角にある売店の『母恋めし本舗』さんの「母恋駅売店」
こちらで駅弁の『母恋めし』を購入します。

『母恋めし』は手作りの為、1日に販売される個数が少ないので「幻の駅弁」とも呼ばれているのだそうです。
無事に購入できほっと胸を撫で下ろします。

実食

母恋めし

母恋めし 1,500円

※金額は訪問時の価格の為、変更となる場合があります。
味のある紙風呂敷に包まれた駅弁『母恋めし』
包みを開けるとおしぼりも入っていました。

「母恋めし」はご家族で作られているそうで、お父さんはホッキ貝工芸作家さんなのだそうです。
ホッキ貝工芸品を作るのに出た身をお母さんが料理し、ご家族に人気だったのが炊き込みご飯だったそう。
ある時、室蘭で開催された郷土料理コンクールにホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりを「母恋めし」と名付けて応募したところ最優秀賞を受賞し、販売を求める声が広がり母恋駅の売店で駅弁として販売を始めたのだそうです。

中には可愛いイラストが。

蓋を開けるとイラストと同じ内容のお弁当が登場します。
中にはホッキの炊き込みご飯のおにぎりが二つ、燻製たまごとスモークチーズ、茎わかめに食後の飴まで入っています。

ホッキ貝の殻に包まれているのは「ホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎり」。

たっぷりとホッキが入っています。
ホッキがプリプリで食感が良く驚きました。
ご飯は室蘭で取れる「ヤヤン昆布」と「鰹の出汁」で炊いているそうです。
冷めていても旨みを感じるおにぎりでホッキもご飯も想像を大きく上回る美味しさでした。

こちらは「燻製たまご」。

黄身までしっかり味が染みている味付きたまごです。
燻製の香りも良く、良いおつまみになります。

燻製はもう一つあり、縄のような模様が特徴の「縄文スモークチーズ」。

母恋めし本舗さんの商品の中でもファンの方が多いそうです。

おつまみ茎わかめ。
普段から好きでおやつで良く食べています。
お酒が飲めそうなお弁当です。

あまりに美味しくもう一つのホッキのおにぎりも味わいながら完食。
こちらのお弁当は手作りで化学調味料や添加物は一切使用されていないそうです。

食後の飴と旅の安全を祈る一言が嬉しい気持ちになります。
食べ終わった時に優しい気持ちになれる駅弁でした。

この駅弁は今回「母恋駅」で購入をしましたが、「母恋めし本舗」さんの「本店」や、事前予約で「道の駅」や「グリンデパート」さんでも受け取ることができるようです。
駅には駐車場がないので、同行者佐藤に車でドライブをしてもらい私一人で購入に行きました。

お店情報

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