札幌から車で約45分、札幌と新千歳空港とのちょうど真ん中にある『恵庭』。
全国的に花のまちとして知られ、札幌のシンボルの一つでもある札幌大通公園の花壇で咲いている花はその大半が恵庭産でもあります。
そんな花のまち恵庭は花の他に美味しいグルメも沢山あります。
恵庭フィエスタ(cafe&IT Fiesta)
山口県の名物料理の瓦そばや季節限定でみかん鍋をいただくことのできる『恵庭フィエスタ(cafe&IT Fiesta)』さん。
お店の裏に駐車場はありました。
実食
瓦そば
瓦そば
山口県下関市の郷土料理の『瓦そば』。
熱々の瓦の上に風味豊かな茶そば、錦糸卵に牛肉、ネギがのっています。
温かいつゆにつけていただくのだそうです。
瓦の熱さを感じるジューっと言う音を聴きながらいただきます。
恵庭と山口県には縁があり、明治時代に山口県から恵庭に移住された方が由来して山口県和木町とは姉妹都市締結もされているという繋がりもあるのだそうです。
最初は上の方から食べていき、後半は瓦の熱でパリパリになったお蕎麦を食べるそうで2度楽しむことができます。
因みにこちらの立派な瓦は山口県の瓦そばを提供しているお店から譲られたものなのだそうです。
初めてこの距離で瓦をみましたがこれは想像している瓦の表面ではなくて裏側だったのをここで知りました。
色々お話しも伺いながらいただけて勉強になりました。
海苔、レモン、もみじおろしを入れたつゆは出汁をしっかりと感じる優しい味わいでレモンの風味が後から追いかけてきます。
お蕎麦と錦糸卵、お蕎麦と牛肉、など具の組み合わせで味わいも異なるので、色々な組み合わせて楽しくいただくことができます。
最後の方のパリパリになっている部分は香ばしさも加わりお蕎麦の新たな美味しさを知ることができました。
恵庭ロール+コーヒー
恵庭ロール+コーヒー
フィエスタさんはカフェでもあるので美味しそうなオリジナルのスイーツもありました。
私が注文したのは『恵庭ロール』と『コーヒー』。
『恵庭ロール』は生地にはお茶の産地であり恵庭の友好都市でもある静岡県藤枝産のお茶屋さんから取り寄せた抹茶を使用されていてお茶の甘みと程よい苦味を感じます。
中には恵庭産のかぼちゃのクリームと恵庭産のさつま芋あんが包まれたオリジナルのロールケーキなのだそう。
かぼちゃの味が濃厚で全体的に甘さ控えめで食べやすく美味しいです。
常連さんは1本で購入する方もいるそうで、夏場には凍らせて食べるとまた異なった味わいで楽しめるのだそうです。
もう一つ気になるスイーツがあったようで、そちらはテイクアウトで購入。
シュネーバレン むぎゅー(チョコ)
シュネーバレン むぎゅー(チョコ)
帰宅後いただいたスイーツの『シュネーバレン むぎゅー』のチョコ味。
シュネーバレンはウイーン生まれのお菓子だそうで、生地には恵庭産のかぼちゃやペポカボチャの種が練り込まれているのだそうです。
生地は硬いので袋のまま手で「むぎゅ」っと潰してからいただきます。
「むぎゅー」という名前の由来はそこからきているのだそうです。
一口また一口とつい手を伸ばしてしまう癖になる味のお菓子です。
今回購入したのはチョコレートですが、溶けてしまうので冬季限定。
夏には砂糖やガーリックなども並ぶようです。
瓦そばもスイーツも美味しい素敵なお店でした。
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