札幌から車で約1時間、夕張郡『栗山町』。
栗山町は1949年の町政施行に伴い「角田村」から「栗山町」に改称。
名前の語源はアイヌ語が由来で「栗の木の繁茂しているところ」など諸説あるそうです。
栗山町といえば「小林酒造」さんや「谷田製菓」さんの「きびだんご」が有名ですが、その他にも美味しいものが沢山あります。
三勝
栗山駅のすぐ近く、徒歩2分ほどの距離にある『三勝』さん。
創業60年を超える老舗のお店でお寿司や天ぷらをはじめとした和食をいただくことができます。
店内
店内にはファイターズのユニフォームがズラリと飾られていました。
栗山町といえば観光大使を務められているWBC日本代表前監督の栗山英樹さん(以下栗山監督)。
こちらのユニフォームは栗山監督が三勝さんに食事にいらっしゃる際にいただいたものだそうです。
さらに、サッカー日本代表監督の森保監督のサイン入りユニフォームもありました。
『三勝』さんと言う縁起の良い名前なので、試合の前日などにいらっしゃったこともあるそうです。
貴重なお話をしてくださる店主さんのお人柄も良く、すぐに心を掴まれました。
メニュー
※金額は訪問時の価格の為、変更となる場合があります。
メニューはお寿司、天ぷら、うなぎに鍋物や鉄板焼きもあります。
寒くなってきたので鍋物も良いなと迷いながらも注文します。
実食
えび天丼
えび天丼 1,300円
こちらは『えび天丼』。
上天丼と迷いましたが、今回は大好きなえび天にしたと言う佐藤。
大きく立派なえびが四本ものっていて、タレの匂いもとても良いです。
えび天の上に揚げ玉がのっているのが珍しいですね。
天丼にはサラダとお漬物、お味噌汁付き。
えび天は衣はサクッとしていて、えびはプリップリ、上品でご飯の進むタレも堪りません。
お店の外観は高級感があり、少しドキドキしながら入店しましたが、昨今の物価とこれだけ立派なエビや味を考えると非常にリーズナブルに感じます。
食べ終わっても胃もたれのしない、幾らでも食べたくなる天ぷらでした。
生ちらし
生ちらし 1,500円
続いては私注文の『生ちらし』。
サラダと海苔のお味噌汁付きです。
予めタレがかかっているのが珍しいですね。
ネタはその時により異なると思いますが、カニやタコ、マグロや帆立などたっぷりとのっています。
一つ一つが丁寧でしっかりと美味しいです。
ご飯は酢飯、タレは甘いのかと勝手に想像していましたが、甘さ控えめでネタと酢飯に良くあっています。
また、予めかけていただいているのでお醤油をかけすぎで味が濃くなることもないので食べやすくて良いなと思いました。
サラダは海藻サラダのようでした。
因みに栗山監督は来店されると「鉄板焼き」を召し上がられるそうです。
常連さんが食べられていましたが、とても美味しそうだったので再訪が楽しみです。
食後、デザートが運ばれてきました。
デザート付きとは思っていなかったのでこれは嬉しいサプライズです。
メロンの風味を感じると思って食べていると底からメロンゼリーでしょうか?が出てきました。
さっぱりしていて美味しく、口の中が喜ぶデザートでした。
店主さんのお話も面白く、お店にいらっしゃっている常連さんも温かい方ばかりでまた来たくなる素敵なお店でした。
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