札幌から車で約4時間半、函館から約1時間半、北の中世を今に伝える町『上ノ国町』。
豊かな森と天然の良港に恵まれ日本海北方交易の拠点として栄え、長い歴史を重ねたきた『上ノ国町』は多くの歴史遺産が街のあちこちにあr、中世をリアルに体感できる町として歴史好きな方には堪らないという場所です。
そんな上ノ国町の観光拠点ともなる『道の駅 上ノ国もんじゅ』では地元名物グルメをいただけるレストランがあり、美味しいグルメをいただいてきました。
レストラン もんじゅ(道の駅 上ノ国もんじゅ内)
228号線沿いにある海沿いの道の駅『道の駅 上ノ国もんじゅ』。
目の前に海が広がる立地にあり、夕陽の名称としても人気なスポットにあり、北海道ウォーカーの絶景感動部門で金賞を受賞したこともあるようです。
一階では地元の特産品や軽食が販売される売店があり、二階には地元グルメをいただける『レストラン もんじゅ』さんがあります。
お昼少し前にこちらでランチをいただきにきました。
店内
「レストラン もんじゅ」さんで食べたいお目当ては名物の『てっくい』。
聞き馴染みのない名前ですが大きなヒラメのことで漁師さんの手を食うほど大きな口と鋭い歯から「手食い」→「てっくい」と呼ばれているそうです。
写真で見ると分かりにくいですが、ここで飾られていた写真はかなり大きいです。
レストランに入るとまずその景色に驚きます。
大きな窓からは日本海を一望することができます。
「道の駅 上ノ国もんじゅ」という名前の「もんじゅ」とはどこから来た名前だろうと気になっていましたが、こちらの前浜一帯を旧地名で「文珠浜」と呼ぶため付いた名前のようです。
席に座りお水のピッチャーを見ると中に丸い何かが入っていました。
上ノ国でのみ産出される天然鉱石ブラックシリカとセラミックを配合し焼き上げたセラシリカボールだそうです。
一階の売店でも販売されていました。
メニュー
メニューは名物の「てっくい料理」をはじめ、地元で獲れた海鮮を使用した海鮮丼、上ノ国町産豚肉「森のブタさん」を使用した豚丼などもあり魅力的なラインナップ。
注文後、メニュー裏にある間違え探しをやりながら出来上がりを待ちます。
実食
てっくい天丼
てっくい天丼 1,200円
上ノ国産天然ヒラメを使用した一番人気の看板メニュー『てっくい天丼』。
運ばれてくるなり、タレの良い香りが充満します。
大きなてっくいの天ぷらと地物の野菜もたっぷりのっています。
主役のてっくいはもちろんなのですが、アスパラやブロッコリーなどの野菜が甘くホクホクでとても美味しいのが印象的でした。
一階の売店で野菜も販売されていて、頼まれものでしょうか、電話で通話しながら大量に購入されている方もいました。
主役のてっくいは身が厚くふわふわ。
大きなヒラメとのことですが決して大味ではなく、臭みなども一切なく美味しいです。
身があっさりしているので天ぷらがよく合います。
甘辛なタレが良くあっていてご飯が進む丼でした。
サイドにはお味噌汁とお漬物もついて来ました。
ミニてっくい丼
ミニてっくい丼 800円
せっかくなので生でも食べたいと注文したのは『ミニてっくい丼』。
綺麗な身で一切れ一切れが大きく好物のえんがわものっているのが嬉しいです。
わさび、大葉がのっていて、ご飯とネタの間には海苔がまぶされています。
さっぱりとしたてっくいの身は紫蘇が良くあっています。
えんがわには上質な脂がのっていてとても美味しかったです。
ミニ漬丼
ミニ漬丼 800円
てっくい丼には漬けもあったので注文時にどちらにするか迷っていましたファ、せっかくなので違いが気になると漬けも注文。
こちらは『ミニ漬丼』。
予め味付けがされている漬けは身がもちっとしていてこちらも美味しかったです。
景観も良く、ご当地グルメもいただけるのでレストランは人気のようで、お昼少し前の入店でギリギリ座ることができました。
その後すぐに満席になっていたので、夏場の週末にはかなり混むように思います。
窓からの眺めが素晴らしいですが、席の移動は出来ないのでご注意ください。
お店情報
「道の駅 上ノ国もんじゅ」二階にあるレストランです。
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