地元で水揚げされた本マグロが食べられる『うみかぜ食堂』と道の駅『道の駅 北前船 松前』

北海道最南端の町『松前町』
かつて松前藩がおかれ、蝦夷地と本州を結ぶ交易の場として栄えた町は北海道で唯一の城下町でした。
また、道内屈指の桜の名所としても知られていて、桜の咲く時期には道内外から多くの方で賑わいをみせます。

そんな町にある『道の駅北前船 松前』では津軽海峡を望む景色をはじめ、地元で水揚げされた新鮮な海鮮をいただくことができる食堂もある魅力的な道の駅です。

目次

道の駅 北前船 松前

札幌から車で約5時間半、函館から約1時間半、北海道で唯一の城下町『松前町』
国道228号の海岸線に2009年にオープンした『道の駅 北前船 松前』は観光名所の「松前城」から僅か2分の立地にあります。

松前町は「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所。
道の駅前にある自動販売機は桜と松前城が描かれていました。

うみかぜテラス

2018年に完成した海にせり出すように作られた『うみかぜテラス』
あいにくの曇天なのが残念ですが、テラスにはテーブルや椅子が用意されているので休憩することができます。

目の前には津軽海峡が広がり、晴れの日には青森や津軽富士と呼ばれる「岩木山」までも見ることができるそうです。
テラス眼下には土木遺産として指定された「福山波止場」があり、こちらは「北前船寄港地」として日本遺産に指定されているそうです。

こちらの写真と照らし合わせながら見るとより楽しめそうですね。

お土産販売コーナー

ご当地Tシャツや港町ならではの地元の水産加工品やお菓子、食い意地の張っている筆者が松前と言えば真っ先に思い浮かぶ「松前漬け」なども販売されています。

花の松前

花の松前 400円(3個入り)

こちらで購入したのは桜のパッケージの北海道銘菓『花の松前』
三個入りでしたが二個あっという間に食べてしまい気付けばラスト一つに。

中はピンク色の可愛らしいカステラになっています。
桜のお酒を使用した洋風カステラだそうです。

桜の松前にちなんで作られたそうでお土産に喜ばれそうです。
ふわふわのカステラは桜の香りがほのかにして味も美味しかったです。

うみかぜ食堂

道の駅には地元で水揚げされた海鮮がいただける『うみかぜ食堂』さんが併設されています。
店内はセルフサービスになっていて、注文を決めたら券売機でチケットを購入しカウンターへ渡しに行きます。

メニュー

※金額は訪問時の価格になるので変更となる場合があります。
メニューは海鮮丼をはじめ、ラーメンやカレー、あんかけご飯などもあります。
道の駅内にあるのでお子さんのいる家族連れの方でも選びやすいラインナップのように思います。
海鮮では旬の食材を使用した期間限定メニューなどもあるのが良いですね。
この時はヤリイカのメニューもありました。

店内

大きな窓の店内、津軽海峡が望める絶景の食堂です。
海を見渡すカウンター席をはじめ、テーブル席、小上がり席もあります。

実食

松前本まぐろ丼

松前本まぐろ丼 2,180円

地元で水揚げされたまぐろを使用した『松前本まぐろ丼』
津軽海峡で獲れた本まぐろを船上で処理し、市場から自社で運び捌いているそうです。

本まぐろは別名クロマグロで真っ黒な見た目から「黒いダイヤ」と呼ばれ、まぐろの中でも最高級品とされています。
毎年年始に注目されるまぐろのセリで高値がつく「大間のまぐろ」と同じ海域で獲れるまぐろなので、松前に来るのであれば本まぐろを食べたいと思っていました。

脂がのっていて口の中で旨みが広がります。
ご飯は白米でネタとの間には海苔が敷かれていました。
食べやすいサイズの丼の大きさで噛み締めながら完食です。

北海桜サーモン丼

北海桜サーモン丼 1,980円

「松前に新しい桜の種類が一つ増えた」というメニューに書かれた文章に惹かれて注文した『北海桜サーモン丼』。
ストレスのない環境で育てたという桜サーモンだそうです。

桜サーモンとのことですが、サクラマスではありません。

海鮮ずきな筆者が唯一好んで食べないのがサーモン。
脂が苦手で普段好んで食べることはないのですが、一切れ食べて驚きました。
脂がさっぱりしていてとても美味しいです。

あまりに美味しく、食べる手が進みサーモンのイメージが変わった丼でした。

丼にはお味噌汁と漬物がついてきます。
シンプルなわかめとネギのお味噌汁で優しい味でした。

景色もよく、地元の食材をいただける食堂もある素敵な道の駅でした。

道の駅情報

駐車場は普通車77台、身障者用2台、大型3台あり。

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