札幌から車で約4時間、2009年に「厚沢部町素敵な過疎のまちづくり基本条例」が施行され、「世界一素敵な過疎のまち」を目指したまちづくりに取り組む『厚沢部町』。
檜山館内南西部に位置する森と清流に恵まれたまちです。
そんな町にある『道の駅 あっさぶ』では地元の新鮮や野菜をはじめ、美味しいあっさぶグルメをいただくことが出来ます。
道の駅 あっさぶ
イメージキャラクターの「おらいも君」とその家族の「おらいもファミリー」がお出迎えする『道の駅 あっさぶ』。
地元のヒノキアスナロ材を使用した建物の中には新鮮な野菜や加工品などが並ぶほか、観光案内や地元の食材を使用した軽食コーナーもあります。
道の駅向かいには商業施設の『ASSAN』があります。
訪問した日は営業時間前の為、また次回リベンジしたいと思います。
館内
厚沢部町はじゃがいもの女王と呼ばれる「メークイン」の国内発祥の地。
大正14年に初めて栽培され、以来改良を重ねながら今では特産品として育てあげたのだそうです。
朝早い時間でしたが多くの方がこちらのじゃがいもを購入されていました。
物産センターには地元の銘菓などのお土産が並びます。
お休み処 百姓屋
館内には厚沢部町の特産品を使用した軽食をいただける『お休み処 百姓屋』さん。
道の駅の外からも購入ができるようになっていました。
12月中旬〜2月はお休みの可能性があります。
※冬季訪問の際はHPでの確認をお勧めします。
メニューは特産品のメークインを使用したコロッケやフライドポテト、厚沢部産のとうもろこし100%のポップコーンなどもあります。
注文を決めたら券売機でチケットを購入し、店員さんに渡します。
実食
揚げ物は温かく、サクサクなので受け取ってすぐに実食です。
ひこま豚メークインコロッケ
ひこま豚メークインコロッケ 220円
発祥の地なのでやはり食べたいのはメークイン、注文したのは『ひこま豚メークインコロッケ』。
じゃがいもは厚沢部産メークインを使用、甘さがとても強く滑らかな口当たりです。
ひこま豚の旨味を加わりとても美味しいです。
あげいも
あげいも 200円
じゃがいもをしっかりと味わえる『あげいも』。
こちらももちろん、厚沢部メークインを使用。
甘くほくほくで大きさもかなり大きく、一つで満足感があります。
かたこもち
かたこもち 200円
気になって購入したこちらは和菓子の『かたこもち』。
一般的な呼び方は「べこ餅」だそうです。
私の知っている「べこ餅」は木の葉の型でしたので知って驚きましたが、地域によって型や呼び方が異なるのだそうです。
型に入れて作るのでかたっこ餅→かたこもちになったなど諸説あるそうです。
江差周辺の地域ではこの呼び方をすることが多いようです。
優しく懐かしい甘さで美味しかったです。
その他にも物産センターで見て色々と購入。
厚沢部産の光黒大豆を使用した『厚沢部煎餅』は第24回全国菓子大博覧会で「中小企業庁長官賞」に輝いたそうです。
特産品の舞茸を使用した『まいたけご飯』
つい懐かしさから手に取った北海どんと書かれた『きみどん』なども購入。
懐かしいお菓子が多くてほっこりする道の駅でした。
たいこ山
道の駅向かって右手にある『緑町コミュニティセンター』に気になるお店の『たいこ山』さんが併設されていたので、吸い寄せられるように伺ってみました。
こちらでもあげいもやコロッケ、ソフトクリームなどが販売されています。
メニューにない商品などもありその時々で異なったものを食べることができる楽しみもありそうです。
実食
「たいこ山」さんでの購入品。
こちらも温かいうちにいただきます。
メンチカツ
肉汁たっぷりの『メンチカツ』は購入時にソースをかけるか聞いていただけました。
熱々サクサクの柔らかくジューシーなメンチカツの中にはチーズが入っていて間違いない一品です。
あげいも
『あげいも』はこちらも厚沢部産のメークインを使用。
甘い衣の中には細かく砕いたほくほくのメークインが入っていて、塩っ気のある味付け。
衣の甘さと芋の塩っ気のバランスが良く、今まで食べたあげいもの中で個人的に一番好きかも知れない味でした。
特産品や軽食が充実した道の駅でした。
日本海側をドライブする際に少し中に入りますが、立ち寄るのをお勧めしたい道の駅です。
道の駅情報
駐車場は大型8台、普通車73台駐車可能。
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