札幌から車で約3時間半、豊かな自然と新鮮な海の幸が豊富な『せたな町』は平成17年9月に大成町、北檜山町、瀬棚町の3町が合併し「せたな町」となりました。
町の花は「スイセン」木は「オンコ」鳥は「カモメ」。
自然溢れる町で美味しい海鮮グルメをいただいてきました。
『漁師の直売店 浜の母さん食事処』
札幌から車で約3時間半、追分ソーランラインの海沿いを走っていると現れる黄色の建物の『漁師の直売店 浜の母さん食事処』さん。
その名の通り、漁師さん直営の食堂なので新鮮な海鮮をいただくことができます。
夏のドライブなどで海を眺めながらゆったりと食事を楽しめる浜の食堂です。
4月〜10月までの期間限定の営業となります。
道路を挟んだ向かいには青く輝く日本海が広がります。
お店に入る前に置かれた船、こちらで食事をすることもできるそうです。
店内
店内は大漁旗などが飾られていてまさに海町の食堂という雰囲気。
まず目に入るのは旬の魚介類が並んだ生簀。
お土産として持ち帰れる冷凍の魚介類もありました。
メニュー
※金額は訪問時の価格になるので変更となる場合があります。
メニューは海鮮丼をはじめ、焼魚定食、ご当地グルメのせたなカレーもあります。
ほたて・かき・つぶの浜風炭焼きセットなども惹かれます。
定食類以外に生簀から好きなものを選びお刺身でいただくこともできます。
時期により異なると思いますが、鮑・ひらめ・つぶ・ほたて・かき・むらさきうになどがありました。
さすが漁師さん直営店、値段もかなりお安いように思います。
同じホタテやうにでも金額が異なるのは大きさの違いだそうです。
お店はセルフサービスなので注文・支払いを済ませてから席に座ります。
注文・会計をするとお店の方が生簀から上げて捌いてくれます。
ムラサキウニが想像以上の大きさで驚きました。
食事処の席は四人掛けのテーブル席、奥には海が見えます。
時間がゆっくりと流れるような雰囲気で居心地の良い空間です。
席に座って会計時に渡された番号が呼ばれるのを待ちます。
番号が呼ばれ、お渡し口に受け取りに行きます。
実食
この日は自宅に帰らない為断念しましたが、お刺身を持ち帰りでの注文も可能なようです。
今度来る時はクーラーボックスを持参で来ようと思いました。
せたな海鮮丼
せたな海鮮丼 3,000円
旬のネタがたっぷりと乗った『せたな海鮮丼』。
時期により内容は異なると思いますがいくら、つぶ、たこ、ほたて、ひらめ、甘エビなどが丼から溢れんばかりにのっています。
ご飯は白米、丼には小針と沢庵、お味噌汁がついてきました。
ネタの層が厚く、上から見えるだけではなく下からもどんどん出てきます。
とても贅沢な丼です。
新鮮で身がしまったひらめ、物凄く美味しかったです。
どのネタも素材の味が強く、お醤油をかけるのを忘れて食べておりました。
うにあわび丼
うにあわび丼 3,500円
こちらはムラサキウニと活あわびの『うにあわび丼』。
あわびもうにも大好きな筆者はメニューを見るなりこちらを注文。
綺麗なうにがたっぷり、鮑は丸々一つのっています。
ご飯は全て白米のようです。
うには粒がしっかりしていて甘く口の中で溶けていきます。
そのままでしっかり味があり、さすが旬の味覚、本当に美味しいです。
先ほどまで活きていた鮑は新鮮でコリコリ。
磯香りと程よい塩味でいつまでも噛んでいたくなります。
海藻の入ったお味噌汁は出汁が優しくほっとする味。
小鉢はほたてのヒモと昆布の煮物。
これもまたしっかり美味しいです。
生簀のお刺身
活ムラサキウニ 500円(1個)
活ホタテ 300円(1枚)
活つぶ 200円(1個)
生簀から単品で注文したのは『活ムラサキウニ』『活ホタテ』『活つぶ』それぞれ二つずつお願いしました。
つい先ほど目の前で生簀から上げられていて「ホタテ」はシャクシャクという繊維を感じる新鮮さ。
甘みもあり美味しく、一口一口噛み締めていただきます。
ヒモも付いているのが嬉しいポイントです。
筆者大好物の「つぶ」は香りも良く食感も良いです。
メニューに「つぶ刺し定食」があり、そちらも気になっておりました。
海鮮をいただけるお店に色々と伺っていますが定食で提供されているのはあまり見ないので珍しいように思いました。
こちらは「ムラサキウニ」。
スプーンが付いてくるので自分で身を掬って食べます。
ぱっと見、身が少ないよう見えますが奥の方に潜んでいます。
まるで宝探しをしているような気持ちで食べていくのがまた面白いです。
店内入ってすぐに看板が置かれていた「うにめし」はお盆などのイベント時のみの販売となっているそうです。
新鮮な海鮮を堪能でき、景色もお店の雰囲気も良い素敵なお店でした。
札幌からは少し遠いかも知れませんが週末のドライブにオススメです。
お店情報
駐車場はお店の前にあります。
コメント