無料ガイドツアーで巡る『ニッカウヰスキー余市蒸溜所』

札幌から車で約1時間、積丹半島の東の付け根に位置する「ウイスキーとフルールの町」『余市』。
「余市」はなんといっても『ニッカウヰスキー余市蒸溜所』
NHKドラマ「マッサン」で全国的に有名になり、今や道外のみならず海外からも人気な観光スポットです。

目次

ニッカウヰスキー余市蒸溜所

2014年9月から2015年3月まで放送されたNHKの朝ドラ「マッサン」の舞台となった『ニッカウヰスキー余市蒸溜所』
JR余市駅から徒歩3分ほどの距離にあるので公共交通機関でも行きやすい立地にあります。
せっかく行くのであれば試飲もしたいと思い、今回は札幌駅からバスに乗車しやってきました。

ガイドツアー

今回は無料のガイドツアーを事前に予約しました。
入口の天門で受付を行い、チケットとパンフレットをいただいて入場します。
ちなみにこのエリアはツアー参加者以外は入ることができない場所になります。

チケットとはガイドツアーに参加すると最後に試飲ができるので、その際の引き換えチケットのテイスティングチケットです。

時間が来るまでビジターセンターで待機します。

ニッカウヰスキー余市蒸溜所は132,000平方メートルもの広大な敷地で、見学ゾーンの製造施設のほか、予約なしでも入場可能なレストランや売店、ミュージアムがあります。

ビジターセンターには製造工程の展示などがされていて、時間まで自由見学します。
時間になるとガイドさんが来てくれて案内がスタートします。

創業者竹鶴政孝正孝がウイスキー作りに理想的な場所とした余市。
1934年に余市蒸溜所を建設し、現在では国内8箇所、英国に1箇所製造施設があるそうです。

創業当初は「大日本果汁株式会社」という社名で昭和27年に「日」と「果」をとって「ニッカウヰスキー」へと社名変更。

ウイスキーには明るくなく、ほぼ知識ゼロの状態だったのですが、全てが興味深く新鮮な気持ちで学ぶことができてとても面白かったです。

ツアーには無料と有料があり、今回の無料ガイドツアーは蒸溜所見学50分、その後に無料試飲が20分ほどあり所要時間は約70分です。

今回参加したのは10名ほどでしたが平日というのもあってか他の参加者の方はほぼ外国の方でした。

50分と聞くと長く感じますが、時間はあっという間に過ぎて見学の時間は終了となりました。

試飲タイム

見学を終えて試飲会場のテイスティングホールへ向かいます。
ここからはほぼ自由行動となり各自で試飲タイムになります。

試飲会場は建物二階にありました。

因みに試飲は受付の時点でアルコールかノンアルコールかを選びます。
お酒が飲めない方や車の運転手さんなどもノンアルコールがあるので安心ですね。

会場には氷・炭酸水・お水があるのでオススメの飲み方を参考にしても良し、好みに合わせた飲み方で飲んでいきます。

提供されたウイスキーは「アップルワイン」「スーパーニッカ」「シングルモルト余市」の3種類。
このようにお盆にのった状態で渡していただけました。

見学の後なので普段とはまた違った気持ちで飲むことができ、いつもより美味しく感じました。

会場内にはテーブル席やこのようなスタンディング席などもあり、雰囲気の良い空間です。
ツアーは試飲が終わり次第各自終了となりました。

おつまみの自動販売機もあり購入されている方もいらっしゃいました。
場内のガイドとこちらの試飲が無料でできるので大満足でした。
初めて行くという方はぜひ参加をオススメしたいです。

売店

見学ツアーを終えて隣にある売店のディスティラリーショップへ向かいます。
こちらでは蒸溜所限定のウイスキーやグッズ、お菓子などが販売されています。

近年では日本のウイスキーが海外での知名度が高まり、その影響により人気のウイスキーを購入するのが難しくなっているそうです。

タイミングが良ければ購入できるという「鶴」は残念ながらありませんでした。
品出しの時間は決まっていないそうなので見学前にも来るのも良いのかもしれません。

RITA’s KITCHEN

お土産を購入し、小腹も空いたので隣のレストラン『RITA’s KITCHEN』へ向かいます。
店名の「RITA」はニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝の奥様の愛称で、リタさんが残した出身地イギリスのスコットランドのレシピや日本のレシピを再現した食事をいただくことができます。

メニューや食事は別記事にて紹介⬇︎

ニッカミュージアム(試飲)

レストランでお腹を満たした後に来た道を少し戻って歩きます。

向かう先は『ニッカミュージアム』
こちらは予約なしで自由見学可能な場所にある施設で館内では貴重なウイスキーを飲むこともできます。(有料)

館内ではスコットランドでの蒸溜所記録やウイスキー作りに関する資料などが展示されています。

奥へ進むと有料で試飲ができる「テイスティングバー」があります。
豊富な種類から好きな商品を選ぶことができます。
貴重なウイスキーもあるので好きな方には堪らないバーです。

悩みに悩んで3種類を選びます。
店員さんに質問すると丁寧にオススメなども教えてくれます。

こちらでは「鶴」「シングルカスク余市10年」、余市限定キーモルトの「ピーティ&ソルティ」の3種類をお願いしました。
ここがあるので好きな方は公共交通機関で来るのが良いと改めて思いました。

観光、食事、試飲にお土産も購入できるので一日中楽しめる蒸溜所でした。
私はあまりお酒が強い方ではなく普段好んで飲まないのですが、それでもとても楽しめたので飲める飲めないに関わらずオススメしたい施設です。

施設情報

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