全国各地の味覚を地元にいながら購入し、味わうことのできる『催事』。
まるでその土地に行った気分になれるので毎回開催を楽しみにしているイベントです。
道外のテレビのニュースなどで『北海道グルメ』の催事は人気と取り上げられるのを見ますが、北海道はとても広いので道民の私にとっても旅行気分が味わえる特別な催事です。
丸井今井札幌本店で開催された『第19回北海道味紀行』で購入した戦利品です。
第19回 北海道味紀行
【第19回 北海道味紀行】
開催期間:第一弾 2024年6月19日〜6月25日、第二弾 2024年6月26日〜7月2日
開催場所:丸井今井札幌本店 大通館9階 催事場
第一弾、第二弾で出店店舗が異なるので、お目当てのお店がある場合は事前にチェックが必要です。
今回の催事の人気商品は函館のハセガワストアの「やきとり弁当」、帯広のクランベリーの「スイートポテト」、砂川のナカヤ菓子店の「ナカヤのアップルパイ」。
催事序盤の平日の午前中に訪問した際には「やきとり弁当」が90分待ち、購入後にはクランベリーは長蛇の列となっていたので、催事ではどのお店に並ぶか判断を間違えてお目当ての商品が購入できないなんてことのないように計画立てが重要ですね。
今回の催事2度目の訪問、第二弾で購入した商品です。
※金額は購入時の価格の為、変更となる場合があります。
いかめし【森:いかめし阿部商店】
いかめし 880円
北海道の名物駅弁、森町の「いかめし阿部商店」さんの『いかめし』。
明治36年に創業され昭和16年に名物いかめしが誕生したのだそうです。
この少しコンパクトな容器がまた良いです。
本来は一折で二つ入りですが、この日はイカが小さいそうで三つ入っているとお店の方が教えてくれました。
その為、こちらは通常とは異なります。本来は二つになります。
個人的にはこれは嬉しい誤算。
イカはぷりっぷりで甘辛い秘伝のタレで味がしっかりとついています。
中にはうるち米ともち米の混合のご飯が入っていてもちもち、味も染みていて美味しいです。
イカ好きの筆者にとってはイカが小ぶりであることで食感を楽しむことができるのでご飯とのバランスが黄金比だと思っています。
森町に行って食べたいなぁと思いながら一つまた一つと手が止まらなくなる味です。
ほたてとあわびのミニステーキ弁当【木古内:ヤママル成澤水産】
ほたてとあわびのミニステーキ弁当 999円
各日30折りのみの限定商品から木古内の「ヤママル成澤水産」さんの『ほたてとあわびのミニステーキ弁当』。
催事では豪華なお弁当も沢山販売されていますが999円という1,000円以下の購入しやすい価格で食べることができるのはあれこれ食べたい方にとっては嬉しいのではないでしょうか。
具材はアワビ、ホタテ、いくらがのっていてご飯にも味がついています。
1,000円以下でこの豪華な具材はとてもお得に感じます。
もちろんどれもしっかり美味しく、いくらの味付けもちょうどよく無我夢中で食べてしまいました。
焼売6種盛り【長万部:大虎飯店】
焼売6種盛り 1,000円
長万部の人気中華料理店の「大虎飯店(タイガーはんてん)」さんの『焼売6種盛り』。
写真だと伝わりにくいのですが、一つ一つがとても大きくずっしりしています。
タコやカニやエビなどの海鮮にお肉やチーズなどが入った焼売もあり全ての種類が異なります。
この豪快かつ贅沢な見た目に食欲がそそられます。
お肉に味がしっかりとついていて、具材もごろごろ入っています。
ボリューム満点で味付けも美味しく、これは美味しい!とつい口に出して言ってしまいました。
現在は催事が忙しいそうで長万部のお店はあまり営業されていないそうですが、いつかお店にも伺えたら良いなと思います。
やきとり弁当【函館:ハセガワストア】
やきとり弁当 651円
佐藤の大好物、函館の「ハセガワストア」さんの『やきとり弁当』味はタレを購入。
他に塩、塩だれ、うま辛などもありますが色んな味を食べて我が家はタレ一択。
直近で道南に行ったタイミングと重なったこともあり、この1週間で佐藤が食べたやきとり弁当の個数はなんと8個。
それでも飽きないどころかまたしばらく食べることが出来ないのが惜しいと悲しむほど大好きなお弁当です。
甘辛いタレのやきとりと海苔の敷かれたシンプルなお弁当ですが、いつ食べても美味しいと思う魅力があり、お店の近くに住んでいる方を羨ましく思います。
催事でも人気商品の為、お一人様合計5折り限定です。
今回の催事での購入品は以上になりますが、せっかく街に出たので帰りに札幌駅の『北海道四季マルシェ』に寄り道。
北海道四季マルシェ
函館みかどのいかめし/鰊みがき弁当
函館みかどのいかめし 1,080円
鰊みがき弁当 1,180円
「北海道四季マルシェ」では北海道の特産品が販売されていて、各地のお菓子やご当地グルメなど旅行者の方はもちろん地元在住者が見ていても楽しいお店です。
店内ではお弁当の販売もされていて今回購入したのは『函館みかどのいかめし』と『鰊みがき弁当』の二種類。
蓋を開けると良い匂いと共に美味しそうなお弁当が姿を表します。
2012年頃に販売を終了した「みかどのいかめし」ですが、近年イカの不漁により函館市内でもいかめしを販売するお店が減っていることを受けて復刻を決めたのだそうです。
当時の味わいを再現しつつ、食べやすく一口サイズに切られていて彩りも添えられています。
味がしっかりと染み込んだご飯は優しい味わいでどこか懐かしさを感じる美味しさです。
ご飯もたっぷりで満足感のあるお弁当です。
鰊みがき弁当 1,180円
昭和41年から発売される函館の人気の駅弁『鰊みがき弁当』。
蓋を開けてまず目に入るのは光輝く「数の子」。
これだけたっぷりの数の子がお弁当に入っているなんて、なんと贅沢なのでしょうか。
厚みがあり、骨まで柔らかく煮込まれている鰊は味付けが好みでご飯が進みます。
数の子は自家製の味付けがされていてコリコリとした食感が堪りません。
このお弁当はお酒もいけます。
サイドに添えられている茎わかめも沢庵も美味しく満足度の高いお弁当でした。
こちらの二つは札幌駅で購入できるので、函館の味を食べたくなった際にまた購入に行きたいと思います。
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